自分が救われた一言。
こんにちは。おりょーです。
僕は現在、放課後等デイサービス・児童発達支援事業所で働いています。
それは、発達障害を抱えた小学生に療育を行うのが主な仕事です。
先日、AくんがBくんになんらかの注意をされました。
日頃、先生の発言を聞いている児童たちは先生の真似をして
「静かにして」「はやく座って」と注意することがあります。
それを聞いたAくんはブチギレてしまったのです。
Bくんに「うるさい」といいかえし、部屋の隅っこに行き
「僕が馬鹿だから。僕が馬鹿だからいけないんだ」と
腕をかきむしり、頭をかきむしるのです。
いわゆる自傷行為をしてしまいました。
それを見ていて私は、とっさにAくんの両腕を力づくでつかみ、
止めようとしまいした。「Aくんは別に馬鹿じゃないよ」と声をかけたのですが、
聞く耳を持ちませんでした。
自傷行為は、心の傷が大きくて抱えきれなくなったときに
体に痛みを与えることで心の痛みを感じないようにしているそうです。
自傷行為をしてしまうほど、心に傷をおっていたと考えると
こころが痛くなりました。こう言う現象を目の当たりにしても
何も出来ないなーなんて思ったりもします。
で、私のパートナーにその時なんて言えばよかったのかな?
と相談してみました。
そうすると、「そうやな、Aくんはバカからしゃーないなぁ」
っていうかもって言われました。